すばらしい演奏と驚きの体験。音楽って楽しい!
2015年3月3日(火)

小学校アウトリーチコンサート in 西伊興小学校

出演 田中靖人氏(サックス) 白石光隆氏(ピアノ)

プロの演奏家の迫力ある生演奏を目の前で体験する小学校アウトリーチコンサート。今回は西伊興小学校の1年生に届けました。出演はサックスの田中靖人さんとピアノの白石光隆さん。お二人とも演奏技術はもちろん、アウトリーチでは日本でも有数の経験を持つ演奏家です。
挨拶代わりの1曲はモンティ作曲「チャルダッシュ」。お二人のすごいスピードでの演奏に、子どもたちは惹きつけられました。続いてお二人の自己紹介の後は、楽器から音が出る仕組みや作曲家について1年生にもわかりやすく楽しく話してくれました。
「僕の顔が赤くなったら、苦しいけど頑張って吹いていると思ってね」と田中さん。1年生のみんなは田中さんの顔にくぎ付けに。田中さんの、渾身(こんしん)の演奏に、子どもたちは顔を見合わせて感心していました。
白石さんが、使えるようになるまで約20年かかるというピアノの素材の木の話や体や手がすごく大きかった作曲家の話などのエピソードを披露すると、驚きの歓声があちこちから上がりました。さらにびっくりしたのは白石さんによるピアノ解体ショー。ふたを取り外し、ねじをはずして鍵盤を引き出すと、普段はピアノの内部に隠れているハンマーが現れました。1年生の一人ひとりが順番を守って鍵盤を押してみます。ハンマーが動いて弦をたたく仕組みを、実際に自分の指で触って見る体験にみんなの目が輝きます。ピアノ解体の余韻でざわついていたみんなが一瞬にして集中した、白石さん圧巻のラフマニノフ作曲前奏曲2番の演奏。子どもたちはまばたきするのも忘れるくらい真剣に聴きました。
お二人の素晴らしい演奏と、様々な驚きの体験で、1年生のみんなは最高の集中力を発揮して、演奏に聴き入り、楽器の仕組みを知り、音楽の楽しさをしっかりと受け取った体験でした。

(※注) 「チャルダッシュ」とは
ハンガリー語で「酒場」という意味の「チャールダ」に由来。ハンガリー音楽(民族舞曲)のジャンルのひとつ。日本ではこの曲が代表曲として有名。

0303_西伊興小①
田中靖人さん(右)、白石光隆さん(左)
0303_西伊興小②
サックスは、リードが震えて音が出ます
0303_西伊興小③
お二人の演奏に拍手!
0303_西伊興小④
ピアノを解体しちゃいます。みんなびっくり!
0303_西伊興小⑤
迫力ある演奏にみんな真剣な表情
0303_西伊興小⑥
最後まで集中して聴けました