運動することの必要性と重要性を再確認
2017年7月9日(日)

スポーツ指導者スキルアップ講習会 運動あそびと体力向上トレーニング ~幼児編~

小林 宜義氏(日本体育協会公認コーチ)

低下傾向であると言われて久しい子どもの体力・運動能力。今回は、幼児期のお子さんと関わる地域スポーツの指導者や、保育に携わる方、運動指導に興味のある方などを対象に、「運動あそび」を意図的に展開して体力向上につなげるための実践講習会を実施しました。
講義では、子どもの体力低下の実態や運動あそびの重要性を、コオディネーショントレーニング理論も含めて学習しました。加えて、ボールや新聞紙、風船など身近な道具を使っての実技プログラムを通して、投げるタイミングの習得や、反応・バランス能力UPのための「運動あそび」を自ら体験し、楽しいあそびを提供しながら神経系統を活性化し運動能力・体力向上につながるプログラムづくりのポイントを学ぶことができました。
今回受講された方の指導対象は乳児から小学生までに渡っていましたが、実際に身体を動かしながらポイントを確認したり、子どもの現状についての活動課題を共有したり、相互の交流の場としても有意義な機会となったようです。
公社では以上のような、スポーツ指導者のスキルアップを支援する講習会を行っています。今後の予定は、公社HP・公社ニュース「ときめき」にてお知らせします。


お互い片手のみ使い協力して「靴ひも結び」

「ボール」運動を「風船」で体験

先にあるフープ内に止まるよう「ボール転がし」

うつ伏せの姿勢から起き上がって「風船キャッチ」