満開のしだれ桜と和の音色の響演
2017年4月2日(日)

コンサートinミュージアム昭和の家 -伝統を受け継ぐ「和」の心×音色-

【尺八】中村仁樹氏 【筝】中島裕康氏

平成29年度第1回目のコンサートinミュージアムは築78年の昭和の家<平田邸>にて開催しました。庭園に咲く、満開のしだれ桜がお客様を迎えてくれました。
まずはレトロな洋間で、桜が香る手作りのシフォンケーキとお茶のおもてなし。その後庭園を縁側から観賞するなど、開演前にゆったりと昭和の家での時間を愉しんでいただきました。


満開のしだれ桜が美しい庭園

平田茂氏の講演

第一部は、平田邸当主である平田茂氏より昭和の家についての御講演をいただき、第二部は、才能あふれる若き尺八奏者の中村仁樹氏と箏奏者の中島裕康氏をお迎えし、コンサートをお届けしました。「さくらさくら」や瀧廉太郎の「花」では和の調べに桜の花びらが舞い、「壱越」では力強い尺八としなやかな箏の演奏に、会場内は感嘆の声と大きな拍手が鳴りやみませんでした。


【尺八】中村仁樹氏

【箏】中島裕康氏

 終演後のアンケートからは、「和楽器のコンサートは初めてでしたが、若い男性の演奏する繊細でありながらも大胆な演奏が大変良かったです」「平田邸のような素晴らしい建物が足立区内にあることは、区民の誇りです」などの声をいただきました。
庭園をバックに古民家に響く和の楽器の音色を楽しむ、春爛漫の五感で感じられた『雅』なひとときとなりました。


演奏にお客様もうっとり

庭園をバックに演奏者のお二人