石橋氏、「千住の1010人」の専従人として先頭に立つ!
2014年9月26日(金)

第36回 あだちアートリンクカフェ

ゲストスピーカー 石橋鼓太郎氏

 アートを通じた新たなコミュニケーション(縁)を生み出すことをめざす、市民参加型のアートプロジェクト「音まち千住の縁」。音楽家野村誠氏が仕掛ける“だじゃれ音楽祭”は、今年で3回目を迎えます。今回のプロジェクトはなんと「千住の1010人」!!この壮大なだじゃれの実現に向けて数カ月、運営事務局として日々奔走してきた石橋鼓太郎さん(東京藝術大学音楽環境創造科3年生)に、詳しくお話を伺いました。
「千住の1010人」とは、10月12日(日)千住で開催された1010人で演奏するだじゃれ混じりの音楽会のことです。会場は足立市場。出演は、野村誠さんをはじめ、タイやインドネシアからも演奏者をお迎えし、今回のために作曲された曲や、音楽劇、即興演奏など4曲を披露。いろいろな楽器の音が混ざり合い、まさに「だじゃれと音楽の融合」が表現されました。会場には、アジアの屋台なども出店され、子どもも参加できる手作り楽器のコーナーなどもありました。
さて、1010人もの参加者をどうやって集めるのでしょうか。例えば楽譜が読める読めないに関わらずに参加できる曲や、絵や文字を見ながら演奏する曲など、音楽の経験がなくても楽しめ、誰でも参加できる仕組みを大前提にしたそうです。そして多くの人に知ってもらうために独自のプレ企画を開催。「楽器初心者講座」や千住のライブハウスで「飛び入りセッションDAY」を行ったり、小学校に出向いて「すっぽんぽん体操」(※注)のワークショップを実施したり、とにかく楽しいイベントであることを宣伝してまわったそうです。
あだちアートリンクカフェ当日は、本番2週間前。参加者の集まり具合はというと…約400人弱でした。そしてここからもう一歩進める戦略は、「頼むからもう一人作戦!」。参加予定の人にもう一人お友達を連れてきてくれない?というもの。この作戦プラス当日の飛び入り参加210人(予定)でちょうど1010人になる計画とのことでした。
アートリンクカフェの参加者で当日行う予定の「千住の1010人」という野村さんの曲を実際に体験してみました。石橋さんのリードでリズムに乗ると、それに続いて皆も掛け声で参加。すると思わずクスッと笑い声がこぼれ、会場は温かい雰囲気に包まれました。だじゃれと音楽には人と人をつなげる不思議な力があるなと感じました。台風19号の影響が心配されましたが、当日は無事開催。参加者も1010人を超えて感動的な“だじゃれ音楽祭”となりました。

※注 「すっぽんぽん体操」とは・・・
小鼓のリズムを自然に覚えるために言葉で表現したもので、それに体操を合体させました。ご想像の「素っぽん・・・・・・」ではありません。「すぅーっ」で休み、「ぽん・ぽん」でたたきます。

0926_アートリンクカフェ①
笑顔で語る石橋氏
0926_アートリンクカフェ②
だじゃれ音楽祭とは・・・
0926_アートリンクカフェ③
1010人を集めるために・・・
0926_アートリンクカフェ④
すーっ、ぽん、ぽん♪
0926_アートリンクカフェ⑤
仲間たちと作った手作りの楽器
0926_アートリンクカフェ⑥
大募集中のチラシ