年に2回、一般参加者も募集して行う「あだちアートリンクカフェ」。今回はゲストスピーカーに、バストロンボーン奏者で区内在住の西田幹(にしだ・かん)さんをお招きして、学びピア21の講堂で開催しました。マイタウンコンサートによく出演していただいている「西新井オールスターズ」のリーダーである西田さんの登壇とあって、マイタウンコンサートファンのお客さんもたくさん詰めかけました。
(西新井オールスターズ出演の2013年12月25日開催マイタウンコンサートin Kitasenju Stationのもようはこちら) テーマは「~神にささげられたサウンド~トロンボーンの魅力」。トロンボーンの形や音の特徴、演奏方法や歴史などについて、演奏を交えながらお話しいただきました。
15世紀に今の形になったと言われるトロンボーン。もともとは宗教曲を演奏するための楽器で、教会から出ることはありませんでした。それがクラシック音楽の歴史の中で徐々に教会の外に出るようになり、現代ではジャズやラテンにも使われるようになりました。
日ごろは「熱帯JAZZ楽団」に所属し、ラテン音楽を演奏される機会が多い西田さん。マイタウンコンサートでもラテン音楽が好評ですが、今回はトロンボーンの歴史にちなんで、クラシック音楽を主に演奏されました。
トロンボーンのことのみならず、プロの演奏家としての姿勢や裏話など、ここでしか聞けない話がもりだくさんの回となりました。
![]() いつもと違う雰囲気でアートリンクカフェ、スタートです! |
![]() トロンボーンの仕組みについて説明する西田さん |
![]() >会場に響く、トロンボーン四重奏 右から西田幹さん、蛭田歩さん、牧洋太郎さん、 長谷川博亮さん(神奈川フィルハーモニー管弦楽団) |
![]() 演奏の合間に曲の解説をします |