一般公募で集まった区民の皆さん総勢80名が、リニューアルした西新井文化ホールの舞台に上がり、満員の観客から拍手喝さいを浴びました。ヨハン・シュトラウスⅡ世のオペレッタ『こうもり』を日本語で上演、それぞれが自前で用意した色とりどりの衣装を身につけて熱唱しました。
約1年半をかけた練習では、普段の合唱とは違うオペラの「演技」にも磨きをかけました。プロのソリストたちやオーケストラと共演した参加者の皆さんは、間近で聴く生演奏、歌声に大いに刺激を受けていました。
3時間半に及ぶ熱演は無事に終了。参加者の皆さんは最後まで疲れも見せず、来てくださったお客様をはれやかな笑顔で見送っていました。
公演終了後の控室では、大きな舞台をやり遂げた達成感、充実感からか、参加者の皆さんのきらきらした表情が印象的でした。参加者の中には、体調がすぐれない方、ご家族の介護などそれぞれのご事情を抱えながら参加されていた方もいたようです。そんな皆さんの姿から歓喜の演の活動が、歌う楽しさはもちろん、仲間との絆づくりや生きる力につながっていることを確信しました。
さて、次はVol.13ベルディ「レクイエム」に挑戦します。本番公演は、平成27年1月と少し先になりますが、長丁場の練習期間を経て、再び感動の舞台を披露してくれることでしょう。
![]() 歓喜の演合唱団(区民公募)総勢80名が舞台に! |
![]() 思い思いの衣装で |
![]() プロと区民が共演 |
![]() 名曲「乾杯の歌」を熱唱! |
![]() 男性陣も頑張っています! |
![]() 拍手がなりやみません |