足立ジュニア吹奏楽団と楽団友の会が主催の、足立区制80周年記念事業「親子3世代☆ジョイントコンサート」が開催されました。
まずは、音楽大好き“あだちっ子”の足立ジュニア吹奏楽団のステージ。コンサートのオープニングに相応しいマーチ曲「PRESTISSIMO~March or Galop~」からはじまり、「名探偵のテーマ」や「聖者の行進」などを元気いっぱいに演奏しました。なんと、マイケルジャクソンの代表曲「THRILLER(スリラー)」では、団員がマイケルダンスにも挑戦!
その後、ステージを“パパママ世代”のアヴァンプルミエウィンドアンサンブルに繋ぎ、オリジナル曲やAKBメドレーなどの演奏で、吹奏楽(ブラス)の世界の魅力をたっぷり聴かせてくれました。
そして第1部の最後には、足立ジュニア吹奏楽団とアヴァンプルミエウィンドアンサンブルの親子2世代☆スペシャルバンドが登場。演奏曲目は足立ジュニア吹奏楽団結成20周年記念委嘱作品「おきなぐさ~宮沢賢治の愛でた花」。宮沢賢治が描いた、風に揺れる「おきなぐさ(うずのしゅげ)」のように、優しさにあふれる情景豊かなこの楽曲。彼らは見事にこの楽曲に「命」を吹き込み、会場を宮沢賢治の世界に引き込みました。
第2部では、“元気なシニア”KKRプラチナペンショナーズの「これぞ、プロ!」とうならせる圧巻のステージ。メンバーは「原信夫とシャープス&フラッツ」や「東京キューバンボーイズ」の元メンバーなど、戦後の日本のミュージックシーンの第一線で活躍されていた方々。さらに、この日は誰もが知るあの「必殺!仕事人」の曲をトランペットで吹いていた数原 晋さんの姿が!熱いリクエストによりあのメロディを生演奏。会場は大いに盛り上がりました。元気なシニアの皆さんは、誰もが知るスタンダードジャズナンバーを円熟の演奏で、たくさんご披露くださいました。また、足立ジュニア吹奏楽団員の保護者と一緒に演奏するスペシャルコラボの場面も。
最後は、出演団体合同の親子3世代☆スペシャルバンドが大迫力&ノリノリの「シング シング シング」を演奏。
音楽大好き「あだちっ子」「パパママ世代」「元気なシニア」が魅せたブラスの輪。そして来場者と一体になって楽しい時間を共に過ごし、そこで生まれる新しい絆(きずな)-。
足立ジュニア吹奏楽団、楽団友の会の発案で生まれたこのコンサート。楽団に世代間交流の出会いと刺激、地域の方々との絆づくりという新たな可能性が生まれた、大変充実したコンサートになりました。
![]() 親子3世代を空飛ぶ風船で表現したポスター |
![]() 足立ジュニア吹奏楽団の演奏 |
![]() マイケルダンス(スリラー)を踊りました! |
![]() アヴァンプルミエウィンドアンサンブルの演奏 |
![]() まずは親子2世代スペシャルバンドで合同演奏 |
![]() KKRプラチナペンショナーズの演奏 |
![]() 親子3世代スペシャルバンドは圧巻! |
![]() 出演者全員で記念撮影 |