持っている力を発揮できない子どもへのメンタルサポート
2015年8月3日・17日(いずれも月曜日)

子ども学講座(子どものことを考える大人の勉強会)~スポーツをする子どもの理解と対応~

講師 藤後悦子氏(東京未来大学准教授)

 クラブチームや部活動でスポーツを行っている子どもたち。強豪チームで活躍している子どもほどストレスは強く、「記録が伸びない」「親の期待に応えられない」「比較される」などのプレッシャーから、イライラしたり、無気力になったり、おなかが痛くなったりなど、身体面、心理面に変化が現れます。「完璧主義の子」や「自信のない子」ほど、その傾向が強く、また、活動を支える親やコーチの言動も、さらに子どもにストレスを与えるとのこと。

そのことを頭に入れたところで、「いじめ」をテーマに、“ロールプレイング(心理劇)”を行い、実際の場面を設定し、役割を演じてもらいました。設定は「ドラエモン中学校・バスケ部・中3最後の大会」。バスケットボールではミスばかりし、いつも友達にからかわれ、皆の輪に入れないのび太。3年生最後の大会はのび太のミスで負けてしまったという設定のもとで、のび太、友だち、親、コーチの役になりきって、それぞれの立場で感じたことを話しました。負けをのび太のせいにする子。のび太のせいで負けたと思う親たち。そんな空気の中、のび太の母親はどう感じ、のび太に対してどう声をかけたのでしょう?

 「自分とは違う考えや悔しさを感じることができ、気づかされた場面があった」「実際、自分の子どもに言っていた言動は間違っていたのかな?」などの感想が出され、それぞれ、子どもが抱く感情を体感することができ、自分自身の言動や行動に改めて気づかされた講習会となりました。

子ども学講座
他の方の意見を聞き、共有しながら進められました
子ども学②
相手の考えや感情の動きを感じたロールプレイング