今年度で5年目を迎え、千住ではすっかりおなじみとなったアートプロジェクト「アートアクセスあだち音まち千住の縁」(通称音まち)。このアートプロジェクトの様々な活動を支えるのが、若手アーティストが自由にネットワークを組んで活動する「ヤッチャイ隊」です。かつて足立市場が「やっちゃ場」と呼ばれていたことをご存知の方も多いことと思います。今回は、「千住だじゃれ音楽祭」をはじめ各企画に深くかかわっている胡舟ヒフミさんと、「ヤッチャイ隊」創立以来の中心メンバーであり地元のアーティストでもある小日山拓也さんにお話を伺いました。
今では「ヤッチャイ大学」と称し、独自のユニークなプロジェクトを展開しています。千住だじゃれ音楽祭を筆頭に、シャボンおどり、ビブリオバトル、チンドン隊、ネットラジオなど、自分達が興味のあることを、自由に、地域・一般の方を巻き込みながら、幅広い活動をくり広げています。
後半の出前ワークショップの紹介では、半分に切ったペットボトルが登場。音階を調整する長さの異なったホースをネック部分にくくり付け、水を張った風呂桶につけると、水圧によって「ど・れ・み・ふぁ・そ・・・」と奏でる「湯笛」に変身です。そこに100%紙でできた「紙太鼓」が加わり、即興セッションが始まりました。発表が終わった後、参加者は自由に「楽器」を手にとり、音を楽しむ、和やかな雰囲気に包まれていました。
![]() ゲストスピーカーの胡舟ヒフミ氏 |
![]() ゲストスピーカーの小日山拓也氏 |
![]() いつも和やかな雰囲気で「アート」を繋いでいきます |
![]() 実際に「湯笛」の音を聴かせてもらいました |