COTプログラムを作っていくには!
2014年6月20日~7月11日(毎週金曜日)

指導者講習会「コーディネーショントレーニング」ビギナー対象〈実践編〉

講師 小林宜義氏(帝京平成大学講師)

目や耳などの五感で察知したものを脳で判断し、筋肉を動かすといった一連の過程をスムーズに行う能力を「コーディネーション能力」といいます。コーディネーショントレーニング(以下COT)とは、その能力を向上させる運動を体系的にプログラム化したものです。
今回はCOTの基礎理論を学んだ方を対象に実践での指導力を磨くための機会として、ワークショップを中心とした講習会を実施しました。実際の指導プログラムの中でCOTをどのように展開していけばよいのか、多くの指導者が悩んでいるところです。そこで、基礎理論を再確認しながら運動プログラムの具体的な内容や組み立て方を学ぶ講習会として、この実践編を開催しました。
講師には、COT指導の豊富な経験を通じ、COT効果の検証・研究に携わっておられる小林宜義氏をお迎えし、なぜ今の子ども達にCOTが必要なのか、脳トレとCOTは何が違うのか、コーチングの理論やCOT指導で注意すべき点など、指導者としてしっかり押さえていきたいポイントを軸に4回にわたって講義していただきました。
受講者は、保育者、健康体力づくり指導者やスポーツ競技指導者など、運動レベルもさまざまですが、相互の情報交換も指導の幅を広げるためには有効です。グループに分かれ、それぞれに提供された課題に向け、プログラムづくりと発表のワークショップを行いました。講師から、それぞれのプログラムへの評価と更なる味付け方法のアドバイスをいただき、実践編ならではの学びの機会となりました。
「バリエーションのつけ方などが参考になった。今、行っている運動を変化させていきたい」「今後高齢者を指導する上で、効果を考え、もう一歩踏み込んだ身体運動を組み合わせたプログラムをつくりたいと思った」など、今後の活動に役立つ情報と受講生の汗がつまった講習会でした。

COT実践-1
小林先生によるCOTの実践的な講義
COT実践-3
グループワークでCOTのアイデアを討議中
COT実践-4
前方の輪の中に置かれた風船にボールを当てるCOT
COT実践-5
講師役になり、プログラム発表にも力が入ります