芸術(アート)と文化財
2014年4月25日(金)

第31回 あだちアートリンクカフェ

ゲストスピーカー 角 美弥子氏(北海道教育大学准教授)

今年度最初のあだちアートリンクカフェは、北海道教育大学准教授の角美弥子さんをゲストにお迎えしました。芸術文化にまつわる研究をされている角さんに「芸術(アート)と文化財」というテーマでお話しいただきました。
アートという、なかなか定義の難しいものと、文化財のお話。まちおこしとして行われるアート、大学を活用した文化芸術推進事業、文化に関係する国の機関にはどんなところがあるのか、国や市区町村での文化予算の割り振りなど。特に文化財のお話の中では、角さんが取り組んでおられる、人材育成や支援が必要な無形文化財の保護に関することを詳しくうかがいました。
歌舞伎や文楽、能楽はさることながら、「和食」が無形文化遺産に登録されたのは耳に新しいこと。国やユネスコに文化財・文化遺産として登録されるものもされないものも、「和食」のように私たちの身の回りにはたくさんの文化があるのではないでしょうか、と語る角さん。
伝統芸能も地域に地域学習センターという施設があることも、幅広い解釈ができるアートも、文化のひとつです。世界、国、地域、個人の生活。そういった私たちを取り巻く様々なスケールの環境の中で、私たちがそれぞれに固有の文化を持っているということを改めて見つめ、その固有の文化に誇りを持つことを考えさせられる回でした。

0425_アートリンク①
今回もたくさんの皆様にご参加いただきました
0425_アートリンク②
ゲストスピーカーの角 美弥子さん