昨夏同様、NPO法人スポーツセーフティージャパン代表理事の佐保氏を迎え、生涯スポーツを長く楽しむために知っておきたい、簡単にできる応急手当やケガの予防法を学びました。
受講者は、スポーツ指導者、介護施設従事者やご自身でゴルフ・サッカーなどのスポーツ活動に親しんでいる方などで、とても熱心に講師の話に耳を傾けていました。
講義では、スポーツのケガは「急性」「慢性」に大きく分かれ、捻挫や打撲といった「急性外傷」にはアイシングなどのRICE(ライス)処置(※注)がとても有効であることや、腰や膝などの「慢性疼痛」ではカラダの動かし方(可動域)をチェックすることなどを学びました。また実技では、効果的なストレッチ法やセルフマッサージなどが紹介され、皆さんじっくり体得されていました。
「実際に体を動かしながらでより分かりやすかった」「スポーツを安全にする上で大切なことが分かった」「将来の夢につなげたい」などの声がありました。
これからはカラダを動かしやすくなる季節。スポーツを安全に楽しく続けるために、日頃から自分でできるセルフコンディショニングをぜひ実践していただき、広めてくださることを期待しています。
(※注)RICE(ライス)処置
ケガの応急手当に必要な4つの処置の頭文字をとった言葉。
1)Rest(安静)
2)Ice(冷却)
3)Compression(圧迫)
4)Elevation(挙上)
![]() 実際にアイシング |
![]() わかりやすい講義 |
![]() 皆さん熱心に |
![]() 具体的なストレッチ法 |