今回のゲストは伝説のコントグループ、元「ちびっこギャング」のリーダーで、ニューヨークや韓国でも公演を行う、劇団D.K HOLLYWOODを主宰する越川大介さん。
司会者の紹介でご本人が登場。すると…「・・・(沈黙)」。約2分間、黙ったまま会場内を巡り、参加者に握手を求めたり、微笑みかけたり。これから何かが始まりそうな予感と期待で会場はヒートアップ。すると越川さんは、徐々に沈黙中の参加者の深層心理を読み解きながら、「演劇」について熱く語りはじめました。
「喜劇とは、日常生活の中にあるパニック、恐怖、一生懸命の裏側に存在する」
「劇場は、日常よりもドラマチックな場所であるということに観客を放り込んでいきたい。そうすることで、何か新しい面白い喜劇が創造できるのではないか」
駆け込み乗車に失敗した人の素振りや、お葬式でのオナラの話しなど、まるでその場面が目に浮かんでくるかのようで、参加者は爆笑の連続!冒頭の沈黙とは反対に、語り始めたら止まらない弾丸トークに参加者は越川ワールドにひき込まれていきました。
10月には、新作公演が行われるとのことです。越川さんの「笑い」にとことんこだわった芝居づくりのお話を伺って、演出家のたくらみ、しかけなどをぜひ客席で体験してみたいと思いました。
![]() 「喜劇」とは・・・ |
![]() もう、笑いが止まらない! |
![]() 皆さん、越川氏の話にくぎ付け |
![]() 越川氏がめざす「演劇」について熱弁 |