現場で子ども達に運動指導をしている方を対象とするこの講習会。コーディネーショントレーニング理論から跳び箱指導につながる具体的な講義をベースに、グループワークによるプログラム作成まで展開していきました。
実技の中には、子どもが立てるようになるまでの発育・発達の過程で得られる「寝返り」や「ハイハイ」などの動作が組み込まれていました。参加者の皆さんは、このような大人になるとやらない動作を一つひとつ丁寧に確認し、重心移動の仕方やバランスの取り方を体感しました。
グループワークではお互いのアイデアを出し合い、現場で使えるプログラムを作り上げました。日頃から指導に携わっている方々ですので、次々と豊富なアイデアが飛び出して楽しい講習会となりました。「跳び箱を使ったバリエーションジャンプ」や「跳ぶタイミングの取り方」など多彩なメニューが発表され、すぐに使えるプログラムをシェアすることができ、とても好評でした。
「ひとつひとつの動きがとても参考になった」、「子ども達の喜ぶ顔を想像して、面白い遊びをたくさん取り入れていきたい」など、これからの指導に役立つという声があがっていました。
11月には、「なわとび」と「ボール操作」をテーマにしたスキルアップ講習会を予定しています。興味のある方はぜひご参加ください。
![]() 「ハイハイ」を応用した動きを体験 |
![]() 跳び箱を跳ぶリズムづくり |
![]() 実際に跳び箱を使って跳んでみました |
![]() 「エンピツころころ」の様子 |