このたびの東日本大震災により、被災されたみなさま方に心からお見舞い申し上げます。未曾有の規模の地震、津波により被災された方々、福島第一原子力発電所の事故により避難されている方々が、地震発生三ヶ月が経過した現在でも、数多くいらっしゃいます。原発事故の速やかな収束とともに、被災地域の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。私ども(公財)足立区生涯学習振興公社は、平成21年10月1日の移行認定後、3期目の事業年度を迎えました。平成23年6月8日には、定時評議員会を開催し、事業報告・収支決算報告とともに、理事の任期満了に伴い、全理事が選任され新たなスタートを切ったところです。平成23年度については、特に文化ホールの改修予定等、公社を取り巻く状況も大きく変化していることから、事業及び組織・体制についても見直しを図ったところです。
当公社では、足立区の重点プロジェクトのひとつでもある「あだち放課後子ども教室」の充実及び安定的な運営支援について重点的に取り組んでいます。平成19年度のモデル校での実施から段階的に展開し、平成22年度には全72小学校で開設されました。今後は、さらに開催日・実施会場の拡大・充実に向けた取り組みを進めているところです。
また、文化・学習・スポーツ分野においては、豊かな学習機会の提供を図るとともに、地域の各種団体、グループ等の事業のコーディネートを通じ、地域活動の支援と連携、人材育成等に努めています。高校生・大学生が企画・制作・広報・舞台運営などを行う「スチューデントプロデュースコンサート」は、震災の影響により、3月21日に予定していた公演を中止せざるを得ませんでした。しかし、参加メンバー(4月からのメンバーもいます)の熱意に加え、演奏家の方々をはじめとする関係者のご理解・ご協力のもと、7月13日に延期公演として開催することができました。
足立区千住地域に、放送大学学園東京足立学習センター、東京藝術大学千住キャンパス、東京未来大学、帝京科学大学に続き、平成24年4月、東京電機大学が開学予定です。教育・生涯学習はもとより区内産業界はじめ各分野での大学連携の動きが活発化しています。
生涯学習の推進を使命とする当公社におきましても、今後、区内外の大学や各種団体・機関などと、さまざまな分野での連携・協働の可能性を探ってまいりたいと考えていますのでよろしくお願いをいたします。
理事長 鯨井 利昭
|