財団法人 足立区生涯学習振興公社は、平成21年10月1日、公益財団法人として新たなスタートを切りました。これは、平成12年度4月1日の公社設立から10年目にあたります。振り返ってみますと、生涯学習の魁として大きな成果をあげてきた財団法人 足立区コミュニティ・文化・スポーツ公社の設立(昭和58年10月1日、平成12年3月31日解散)や、財団法人 足立区教育振興公社(平成5年2月1日設立、平成12年4月1日生涯学習振興公社に名称変更)により、現在の礎が築かれたこと、そして、あらためて長い年月が過ぎていることを感じているところです。
この間、少子高齢社会の進展をはじめ、ニーズや価値観の多様化、社会経済状況の変化は顕著なものでした。足立区においては、さまざまな都市基盤の整備が進展するとともに、放送大学や東京藝術大学千住キャンパスをはじめ、平成24年には千住地域に5つの大学が立地し、教育・生涯学習はもとより各分野での大学連携が可能となる素地ができつつある状況となってきました。以前は、大学などの高等教育機関の誘致が、法令による制限のため実現困難であったことを思い起こすと隔世の感があります。
当公社は、設立時から今日まで、足立区が推進する生涯学習について、その一翼を担ってまいりましたが、平成21年度は、区の生涯学習推進体制の中での公社の役割を見直し、新たな事業分野への一歩を踏み出す時ともなりました。 平成18年度から3年間、優先指定管理者として区から受託してきた「足立区生涯学習センター」「足立区総合スポーツセンター」について、平成20年度末をもって、新たな民間指定管理者に引継ぎを行い、これに伴い、公社としての事業、組織・体制についても大きく見直しを図ったところです。
平成21年度の公社経営方針において、足立区で進めている「あだち放課後子ども教室」の開設・運営支援への重点的な取組み、体験プログラムなど、文化・学習・スポーツの豊かな学習機会の提供を図るとともに、地域の各種団体、グループ等の事業のコーディネートを通じ、地域活動の支援と連携、人材育成等に寄与することを掲げております。 これから、公益財団法人として、社会的な責任が今まで以上に求められることとなりますが、区民のみなさま方、関係各位のご理解とご支援のもと、全力をあげて公社の使命を果たしてまいりますので、よろしくお願いをいたします。
理事長 鯨井 利昭
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